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著作権・商標/2005/2004/2003/2002−2000

→著作権法(無許諾複製)の疑いで逮捕

2005年12月16日
警視庁ハイテク犯罪対策総合センター、杉並署、荻窪署、高井戸署、岐阜県警生活環境課、生活安全総務課、可児署による合同捜査本部は、海賊版ソフトを複数のホームページ上で定価の1〜4割の激安販売していた男性4人(うち無職1人、アルバイト1人)、女性3人(うち無職は2人)を逮捕した。男女らはジャストシステムの一太郎2005&花子2005スペシャルパックを無断でコピーし、豊島区の男性に8500円で販売、ジャストシステムに告訴されていた。ホームページ上ではいかにも法人であるかのように装い、会社名、設立年月日、事業内容などを記載し、クレジット、コンビニ決済にも対応できるとして安心感を与えていた。このホームページに関しての情報は、2003年7月から2005年11月までに約500件の情報が寄せられていた。摘発を逃れるためにマンションを9ヶ所を転々とし、代金は他人名義の口座に振り込ませていた。今までの売り上げは2億円を超えると見られており、借金返済や生活費のために使ったと供述している。

2005年12月8日
鳥取県鳥取署は住宅地図会社ゼンリンのカーナビソフトを複製し、インターネットオークションで販売していたとして、神奈川県横浜市瀬谷区の会社役員の男性と、同県箱根町のホテル従業員の男性の2人を逮捕した。鳥取県倉吉市の男性など5人に6枚を計1万1000円で販売した。銀行口座には5月から8月に掛けて約1000回の振込みがあり、約300万円の入金があった。

2005年11月30日
島根県警生活保安課と江津署は、ヤフーオークションで英会話教材の海賊版を販売していた横浜市の会社員男性を逮捕した。男性はしちだ・教育研究所が著作隣接権を持つ英会話教材を複製し、正規品と書籍をセットにして、「パーフェクトイングリッシュのバックアップを付けます。CD30枚とガイドブック・テキスト13冊分(全1600ページ分コピー)A4 800枚となります」と3人の客に対して計75500円で販売していた。

2005年11月22日
北海道警はヤフーオークションでアドビシステムズ「Encore 1.5日本語版」の海賊版を販売した千葉県船橋市の中国人の男性を逮捕した。アドビシステムズが告訴し、稚内署が男性の自宅を捜索したところ無断複製した海賊版が2枚見つかり、男性が販売目的で所持していた事を認めたため現行犯逮捕した。調べに対し男性は、借金返済のためPCソフトを複製し、数百人に販売したと供述している。

2005年10月27日
北海道警旭川中央署は、Windows XPなどのコピーソフトをヤフーオークションなどで販売していたとして、北海道千歳市の男性を逮捕した。男性は他人の名前を使用したID、銀行口座を使用して、コピーしたWindows XP SP2を計3回に渡って、千葉県市川市の男性ら2人に計7300円で販売した。

2005年10月17日
警視庁生活経済課と東村山署は、海賊版フォントプログラムを販売したさいたま市浦和区の印刷業男性を逮捕した。男性はモリサワが著作権を有する約150種類のフォントプログラムを無断でCD−Rに複製し、132000円で販売していた。なお、1つのフォントセットには約10人のチームが3年以上の時間を費やして作成する。今回、複製された約150種類のフォントは、定価総額では約1500万円に相当しているという。

2005年9月27日
和歌山県警生活環境課と和歌山西署は、マイクロソフトのソフトウェアをヤフーオークションで販売したとして和歌山市の会社役員の男性を逮捕した。男性はマイクロソフト オフィス プロフェッショナルなどのソフトを無断で複製し、6人に対して17600円で販売した。家宅捜査ではPCやCD−Rなどが約1000点見つかった。

2005年9月20日
ヤフーオークションと自分のホームページ上で、機動戦士ガンダムなどの海賊版DVDを販売していたとして、アルバイトと無職の兄弟を逮捕した。兄弟らは機動戦士ガンダム1〜11など、21作品のアニメDVDを複製し、自宅に所持していた。今までに約100万円の利益をあったと言う。

2005年8月12日
埼玉県警川越署はマイクロソフト社のウインドウズXPプロフェッショナルを複製し、ネットオークションで販売したなどとして大分市の自営業の男性を逮捕した。男性は昨年10月から約3000枚を販売したと供述、1枚当り1380円(定価35800円)で販売していた。

2005年6月13日
ヤフーのホームページを無断で複製し、IDや会員パスワードを無断で入手していたとして大阪に住む会社員の男性を逮捕した。フィッシング詐欺による摘発は全国初。後に5人のIDとパスワードを使い、ヤフーにアクセスしていたとして不正アクセス禁止法違反でも逮捕。
→2005年9月12日 東京地裁は懲役1年10月、執行猶予4年を言い渡した。高山光明裁判官は「重要な個人情報をだまし取ってメールをのぞき見るなど非常識極まりないが、被害者と示談が成立している」と述べた。

2005年5月30日
氷室京介のコンサートを隠し撮りした映像を無断で販売したとして、警視庁築地署は京都府にすむ無職の男性ら2人をを逮捕した。2003年6月から2005年2月まで1600回の落札があり、約2000万円の売上を上げていた。

2005年5月24日
路上で複製したDVDを販売したとして大阪府警浪速署などは大阪市平野区の無職の男性ら6人を逮捕した。約260枚のDVDを押収。男性らはアルバイトとして日給8000円程度を貰って雇わられており、1枚1000円で販売していた。

2005年5月26日
ホームページで複製した機械設計用のソフトを販売したとして埼玉県警は大阪市中央区高津の台湾出身の中国人男性を逮捕した。男性は販売価格1860万円のソフトを約18万円で販売し、昨年は2億5000万円の入金があった。ソフトは台湾から発送されており、資金の流れを調査中。

2005年5月10日
警視庁はフランス書院文庫の電子書籍を無断で複製し、ネットオークションで販売していたとして、宇都宮市在住の会社役員の男性を逮捕した。

2005年2月22日
ジャストシステムのATOK16、17や一太郎2004など200タイトルを無断複製し、ネットの掲示板を利用して販売していたとして大阪市内の無職の男性を逮捕した。

2005年1月17日
ネットオークションで音楽DVDやCDの海賊版を販売していたとして山梨県中巨摩郡在住の男性を逮捕した。男性は人気アーティストの海賊版をオークションに継続的に出品し、1/3〜1/4の価格で販売していた。

2005年1月11日
兵庫県西宮市の西宮神社境内で、ハウルの動く城などの邦画や洋画など違法にコピーした海賊版DVDを販売しているのを西宮署員が見つけ、露天商の男性を現行犯逮捕した。改正著作権法後、初の同法適用。男性はDVD1点を1000円で販売し、約400点を所持していた。

→著作権法(無許諾複製)の疑いで書類送検

2005年7月15日
代々木ゼミナールの衛星放送の授業を複製し、ネットオークションで販売したとして、京都府警右京署などは岡山県津山市の大学院生と京都市右京区の大学3年生の兄弟を書類送検した。2人は受験用に借りた講義のビデオを複製し、ビデオテープ計18本を、ネット上での売買を監視していた予備校職員に計約16万7000円で販売した疑い。「小遣いが欲しかった」と容疑を認めていると言う。

2005年6月9日
インターネットのオークションで落札したアイドルの画像のCDをコピーし、再びオークションで販売したとして大阪に住むプログラマーの男性を書類送検した。オークションサイトで5人に販売し、約7000円を売り上げていた。画像の著作権を持つ出版社が見つけ、県警などに相談していた。コンピュータソフトウェア著作権協会によるとタレント画像の複製、頒布に関する摘発は初との事。

→著作権法(公衆送信権の侵害)の疑いで逮捕

2005年11月28日
警視庁生活経済課と愛宕署は、大手ポータルサイトのヤフーニュースを真似たホームページに、共同通信の配信を装った偽のニュースを掲載したとして、長崎県長崎市浜口町に住む無職の元プログラマーの男性を逮捕した。男性は共同通信が「中国軍が沖縄に侵攻」と虚偽のニュースを流していた。男性はネットの世界で有名になりたかったと供述。
→2005年12月17日
東京地検は16日に元プログラマーの男性を略式起訴し、東京簡裁は罰金50万円の略式命令を出した。男性は同日に納付した。

→商標法違反、関税法違反(禁制品の輸入)の疑いで逮捕

2005年10月6日
愛知県警生活経済課と安城署はトヨタ自動車の「レクサス」の偽エンブレムを台湾から輸入、販売したとして輸入雑貨販売業の男性を再逮捕した。(すでに商標法違反の罪で起訴)男性はBMWやベンツの関連ブランドなどを約1900点を不正輸入しており4、500万円儲けたなどと供述している。男性は昨年の2月に台湾のモーターショーで知り合った関係者がきっかけで不正輸入を始めたと言う。

→商標法違反の疑いで逮捕

2005年12月9日
ルイ・ヴィトンのコピー品を販売し、譲渡目的で所持していたとして、日野市は中国籍で荒川区に住む大学生の男性を商標法違反(販売譲渡目的所持)の容疑で逮捕した。男性はルイ・ヴィトン・マルチエのコピー品を3個所持しており、自宅からはルイ・ヴィトンのコピー品が約450点、その他のブランドのコピー品が約170点見つかった。これらのコピー品は中国の家族から送ってもらっていたと供述しており、これまでにネットオークションで約250万円ほど売上をあげていた。

2005年12月1日
警視庁築地署は販売目的で、偽のエルメスのバッグを所持していたとして、大阪府寝屋川市に住むアルバイトの男性を逮捕した。自宅からエルメスやルイ・ヴィトンなどの偽ブランド品を約1300点を押収。 男性は大阪市内の露店で偽ブランド品を購入し、携帯サイトの掲示板を利用して販売していたと供述している。

2005年11月19日
警視庁東村山署は偽のルイ・ヴィトンのスカーフ11枚を販売する目的で所持していたとして、現行犯で神奈川県伊勢原市の女性会社員を逮捕した。 自宅からはさらにスカーフが94枚見つかった。女性は過去2年間の間にネットオークションを通じて、約30万円を売り上げていたと見られている。女性は「最初は小遣い稼ぎのためだったが、夫の経営していた会社が倒産してからは生活費に充てていた」と供述している。

2005年7月15日
ルイ・ヴィトンの偽ブランドを所持していたとして、東京都墨田区の職業不詳の男性を現行犯で逮捕した。都内の関係先を20ヶ所以上を捜索したところ、1万点以上の偽ブランド品が見つかった。

2005年5月24日
ルイ・ヴィトンの偽者をネットークションで販売したとして愛知県警新城署は名古屋市内の会社員男性を逮捕した。正規品として信じて買った男性が女性にプレゼントしたが、

「ばかじゃないの、偽物よ」

と指摘された事から発覚した。逮捕された男性は計5人にバッグや財布などを約2万6000円で売っていたが購入者も偽者と知った上で買っていた。

2005年5月23日
ルイ・ヴィトンやシャネルなどブランドの偽物を販売したとして、大阪府警東成署などは現行犯で大阪市の洋品店経営の男性ら3人を逮捕し、偽ブランド品約2000点を押収した

2005年3月4日
偽ブランド品を販売目的で17点所持していたとして、アパレル販売店の男性と暴力団組員の男性ら5人を逮捕した。倉庫を調べた所、偽ブランドを1000品目、約10万点を押収した。男性らは韓国人から買ったと供述している。

→商標法違反の疑いで書類送検

2005年9月22日
愛知県警千種署は子供服メーカーナルミヤ・インターナショナルの人気キャラクター「ナカムラくん」などの偽シールを販売したとして、金沢市の会社役員の男性と家事手伝いの女性を書類送検した。2人は約900人に1000枚ほど販売し、約30万円の利益を得ていたと供述している。同署員がネット上で販売されていることに気付き内偵していた。

→肖像権の判決

2005年2月21日
キンキキッズ、深田恭子さんらタレント17人が、無断で撮影された写真を売買するネットオークションに販売禁止などを求める仮処分を申請していた件で、24日に東京地裁は申し立ては相当と認める決定をした。ネットでの販売を差し止める司法判断は初。

著作権・商標/2005/2004/2003/2002−2000

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